フランス語の翻訳:8つのヒント

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Introduction

あなたはフランス語の単語やフレーズの翻訳を探している。
辞書で検索するかインターネットで翻訳をするか。
辞書での説明は分かりにくいです。
インターネットでは情報が多すぎます。
しかも、インターネットの情報は少し疑うわしいかもしれない。

シンプルで信頼性のある方法はあるのでしょうか。

フランス語翻訳のツール

日仏辞書、仏日辞書

辞書のデメリット

複数の有名な仏日と日仏辞書があります。
詳しく紹介しないんですが
多くの方にとって「Le nouveau petit royal」はいい辞書です。
スマホのアプリもありますしね。

でも、辞書って本当に役立つツールですか。
フランス語翻訳をするには必要ですね。

でも、あなたには必要ですか?
あなたが翻訳者なら必要です。

しかし、目標が
フランス語の日常会話をできるようにするでしたら、
フランス語の辞書はそんなに必要ではないかもしれません。

Beginnerの場合は
フランス語辞書の利用はお勧めしません。
なぜなら、Frenchの難しすぎる単語を探す傾向があるからです。

For example,日仏辞書で「会社」という言葉を検索すると、
四つの翻訳が出てきます:

une entreprise
une firme
une société
une compagnie

文脈によってどれが合うでしょうか。
各言葉にはいくつかの例も付いています。
情報が多いですね。

もしかしたら、一番覚えやすい言葉を選ぶ傾向があるかもしれませんね。
だから、たくさんのフランス語の学習者は「une compagnie」を選びます。
発音しやすいし暗記しやすいからですね。
それに、英語の「a company」と似ていますし日本語のカタカナでもよく見かけます。
しかし、Frenchで自然に使う言葉ではないのです。
普段は「une entreprise」をよく使います。

Example :

Je suis employé dans une petite entreprise.
私は中小企業の社員です。

Je travaille dans une entreprise de textile.
私はアパレルの会社で働いています。

Les petites et moyennes entreprises.
中小企業

「une compagnie」はあまり使いません。
例:Une compagnie d’assurances
保険会社

つまり、辞書を使いすぎると時間の無駄になります。
日常生活に合わない言葉を覚えてしまいますから。
そうしたら、学んだ語彙を学び直さなくてはならなくなります。
そういう風にしないように注意しましょう。

フランス語の翻訳
フランス語の辞書

文脈でフランス語の単語を覚えましょう

外国語の勉強は時間がかかります。
外国語をしゃべれるようになるには時間がかかります。
だからこそ、時間の節約ができればできるほど助かります。

一番効果的なのはコンテキストで言葉を覚えることです。

初心者のレベルから:
フランス語の教科書フランス語のレッスンで単語を覚えた方がいいです。

A2-B1のレベルから:
字幕ありのYoutubeビデオを見ながら覚えられます。

Frenchでの電子書籍を読むと、
読めない単語があったら、
とくに文書の一部を理解するためにその単語の意味が必要なら、
フランス語の単語を指で押すと、説明と翻訳が出てきます。
スマホで設定ができます。
Kindleみたいな電子書籍を使っても、機能があります。
(Kindleを買うにはコストがかかりますけれども)

Googleのフランス語翻訳

Google翻訳のメリットとデメリット

Google翻訳には複数のメリットがあります。
使いやすいし、
無料ですし、
書いてある文字翻訳以外に、音声翻訳も付いています。

残念ながら、一部の翻訳は間違っています、
またはちょっと不自然です。
数年間でGoogle翻訳は大分改善しましたがまだまだ完璧ではないのです。

前述の「会社」の翻訳例を調べましょう。
Googleのフランス語翻訳の結果は「compagnie」です。
不正解ではないんですが不自然です。

仏日翻訳なら少しい不自然な翻訳が出ても、
自分で考えて、文脈によって正しい翻訳を考えやすいのです。

一方、より便利で信頼できるものは、
フレーズをFrenchから日本語に翻訳したものです。
日仏翻訳もできますが出てきたフランス語翻訳を確認したほうがいいのです。

例えば、このフレーズをフランス語で翻訳したい場合は:
「もしお金が十分にあったら、海沿いに大きな家を買うだろうに。」
出てくる翻訳は完璧です:
→「Si j’avais assez d’argent, j’achèterais une grande maison au bord de la mer.」

スマホで、フランス語翻訳の検索

フランス語翻訳を洗練させる方法は?

でも、注意してください。
出てくる翻訳はいつも完璧な訳ではないのです。
だから、翻訳の正確性を確認しましょう。

Example :

「フランス語を勉強しているところだ。」
「J’étudie le français.」

文法的にはこのフレーズは大丈夫です。
でも、「〜しているところだ」のニュアンスがありません。
では「〜しているところだ」を検索します。
例えば、この記事を読んでみます:こちらへ。
「être en train de」のフランス語表現を見つけました。
その表現を使ってみた結果:「Je suis en train d’étudier le français.」
そういうインターネットの記事を使いたくなければ、
あなたのフランス語の知識を引き出してみてください。

仏日翻訳なら割と簡単です。
フランス語の単語やフレーズを書いて日本語の翻訳を得られます。
フレーズの場合、日本語で正しく自然な文章になるように修正すべき点がすぐにわかります。
単語の場合、翻訳は不正確である可能性があります。
使用例を読んで、インターネットで確認する必要があります。
間違えたまま覚えるのを避けるためです。

つまり、フランス語のGoogle翻訳は、
出てきた翻訳をきちんと分析すれば、
非常に便利なツールです。

日仏翻訳ツールを本当に必要なときに使ってください。
教材では使わないでください。
教材で使用してしまったら、あなたの貴重な時間を損してしまいます。

実際、今読んでくれている記事を書くためにGoogle翻訳を少し使いました。
なんとなく不自然な表現やか分かりにくい言葉がないかどうか確認して、
アレンジしました。

フランス語で言いたいことがある場合はどうすればいいか

先ほどは日仏と仏日翻訳ツールを紹介しました。
不便なところも提示しました。

翻訳のツールを頼るより
効果的な習慣を身につけてください。
Frenchで書き続ける、もしくは話し続けるために役に立つ習慣が複数あります。

出てこないフランス語の言葉があるとき

なんでフランス語の言葉が出てこないの?

日本語で考えてからFrenchで発言してみるというくせがよくあります。

頭の中で直訳してしまうと
単語を思い出せなかったり
まだ学んでいなかったりして
Frenchでの発言ができずフレーズの途中で止まってしまいます。
フリーズをしてしまいました状態です。

言えそうなのに、言いたいことが出てこないと、
フラストレーションを感じるし、
イライラするし、
あなたのフランス語勉強のモチベーションが減ってしまいます。

これには二つの問題が関わっています。

  • 一つ目はあなたのフランス語レベルより複雑なことを言いたいとき。
    そのとき、言葉が全然出てこないのです。
    そして自分を責めてしまう結果になります。

例えば、あなたが初心者の場合で、あなたの仕事の内容を細かく説明したい時です。
正直に言えばA2-B1のレベルにならないとなかなかできません。
ですが、シンプルな文書を準備してからならできるかもしれません。

  • 二つ目は、(私のフランス語先生の経験で最も一般的な問題)
    あなたのフランス語レベルに合うトピックについて話したいときで、
    残念ながら単語を忘れてしまった時、
    学んでない単語を使いたいとき。

先生たちの表現では「apprentissage par l’échec」と言います。
「難しすぎるところから初めて学んでしまう」という意味です。
例えば、まだ勉強していない文法と語彙を言いたいとき。

フランス語の言葉が出てこないときは別の言い方にしよう

これを避けるには、言いたいことを別の方法で言いましょう。

例:先週末は特別な店で買い物したことについて話したいのにフランス語でなんていうかわからない言葉で止まってしまいます:「アウトレット」。

フランスでの買い物
  • 習慣1:あなたの知識の中で似ている単語を探してみてください。
    例:「un magasin」(店)
  • 習慣2:この単語に詳細を追加して、話したい内容に近づけます。
    例:「un magasin où il y a des choses pas chères.」(安く売っている店)
    そして、いくつかの仮説を立てて検討してみてください。
    「Un magasin avec beaucoup de magasins.(たくさんの店がある大きい店)
    Il y a des magasins de vêtements, de cosmétiques etc.(洋服、コスメの店など)
    C’est moins cher.(より安いんです)」
  • 習慣3:フランス語で話している方に手伝いをお願いしてください。
    Frenchが母国語の方なら、こういうお願いをしてみてください。
    「Comment on dit(どうやって言いますか) : un grand magasin avec beaucoup de magasins où il y a des choses moins chères ?」
    もしかしたら、この方はそういう提案をしてくれるかもしれません:「 un grand magasin, un centre commercial」
  • 習慣4:提案した単語の違うニュアンスが明確に理解できなければ、詳細を聞いてみてください。
    今の例では、例えば「Quelle est la différence entre un grand magasin et un centre commercial ?」(un grand magasinとun centre commercialは何が違いますか)
    Un grand magasinは都会にあるデパートタイプです。
    Un centre commercialは、多くの場合は、郊外にあるモールです。

結局、「アウトレット」の一番近い言葉は「un centre commercial」です。

時々、フランス語でピッタリ合う翻訳がないということを理解しなければならないのです。
「アウトレット」の場合は、安く売っているニュアンスが強いです。
「un centre commercial」と言いますとこのニュアンスは明確に現れません。
安く売っているニュアンスを表したいときは追加します:
「Un centre commercial où on vend des produits de même marque moins chers」
(同じブランドを安く売っているモール)

実際、こういうフランス語の説明はB1レベルにならないと難しいのです。
でも、あなたのレベルに合わせることができます。

Example :

レベルA1:
「C’est un centre commercial. Ce n’est pas cher.」
モールです。安いです。

レベルA2:
「C’est un centre commercial. Les vêtements, chaussures, cosmétiques sont moins chers que dans les magasins à Tokyo.」
モールです。服装、靴、コスメなどは東京の店より安いです。

レベルB1:
「C’est un centre commercial où on vend des produits de même marque moins chers.」
商品を安く売っているモールです。

レベルB2:
「C’est un centre commercial qui est le plus souvent en banlieue avec des produits de même marque mais moins chers que dans le commerce classique.」
普通の取引より同じブランドの商品を安く売っているモールで、主に郊外にある場所です。

あなたのフランス語の翻訳を改善するには

前述ではフランス語で言っているとき、途中で止まらないための方法を説明しました。

最後のチャプターで、あなたのフランス語の翻訳力を改善するトレニングを話しましょう

古いフランス語の勉強法では結果が出ない

フランス語レッスンの後、
新しいボキャブラリーを復習するのはとてもいいことです。
あなたに役立つ単語なら、暗記するのもいいのです。
フランス語の知識が増やせるし、
暗記力を伸ばせます。
古い勉強法ですが役立つ練習です。

しかし、こういう古い勉強法で、あなたのフランス語翻訳力が改善する訳ではないんですね。
そういう方法では日仏辞書を完全に暗記しないと翻訳力の結果が出ないぐらいなのです。
しかも、辞書の各単語の細かいニュアンスまで身につけなければなりません。
それで一瞬で頭の中できちんと整理した知識を引き出せるパワーが必要なのです。

ミッションイムポシブル!
限りなく不可能ではないでしょうか。

外国語学習者にとっては励みにならないと思います。
意欲を失うことがフランス語の勉強をやめる一つの理由なのです。

分かりやすいですね。
一生懸命フランス語を勉強して、
言葉を暗記するのは頑張っているのに
フランス語での会話のときは自信が足りないし、
その会話に合う言葉が出てこなくて、
違和感を感じてしまいます。

フランス語の勉強を始める=モチベーションが高い

のですけれども…。

→ 文法と語彙を暗記する=疲れる
→ 会話のとき言葉が出てこない=自信がなくなってしまう
→ 勉強の代わりに楽なことをしてしまう(テレビ、SNSなど)
→ やめてしまう=時間を損してしまった

あなたのフランス語会話力の進歩は学習歴に一致しません。

こういう悪循環を避けるために、
私の外国語学習経験をシェアーします

中高校生の時、英語を古い勉強法で学びました。
主に細かい文法、
ボキャブラリーリストの暗記、
不規則動詞などの授業でした。
高校で、たまに面白いビデオを見たり、ディスカッションをしたりしました。
正直、高校を卒業しても英語の会話レベルはまあまあくらいでした。
大学で英語が母国語の方に出会って、
字幕が付けられた映画を見たり、
書籍を読んだりして、
英語力を改善しました。
そして、Frenchに直訳ができない表現を身につけました。

日本語は、大体、独学で覚えました。
最初は日本語の教科書で勉強しました。
毎朝、最低でも一時間集中的に練習しました。
かなり早く上達したのは良いですが
その後がだんだん遅くなりました。
まず、Frenchで考えてから日本語に翻訳していました。
言葉をよく間違っていましたし、
言葉のニュアンスが足りませんでした。
東京に長く住んでいたのに自分の日本語力が恥ずかしかったです。

しかし…。

フランス語で読もう

ある日、スマホで日本語の記事を読んでみました。
そしてKindleを買って、日本語の書籍を読むようになりました。
それで、意外無ことに日本語の聞き取り力と会話力が圧倒的に改善しました。

kindleでのフランス語読書

記事と書籍の内容に読めなかった部分があっても構いませんでした。
どうやって読み続けたのでしょうか。

スマホで、サイトの記事を読むと、
言葉の部分を指で押したら説明と翻訳が現れます。

Kindleでもできます。
Kindleのメリットは買いやすくて外国語の書籍を読めることです。
スクリーンのライトは目に優しいです。

フランス語での読書はいくつかのベネフィットを得られます。

  • 退屈せずに復習ができます。
  • 文脈によって合う言葉がより良く分かります。
  • 文脈によって合う文法がより良く分かります。
  • ストーリーのおかげでFrenchを覚えやすくなります。
  • フランス語を勉強しながら選んだ分野について詳しくなります(文化、歴史、ビジネス、アート、料理など)

結果、あなたのフランス語の翻訳力が上達します。

難しすぎるかなと疑っているかもしれません。
始める時は努力が必要です。
だからこそ興味深いテーマを選ぶことが重要です。

しかも、自分が詳しい分野を選んだら、複雑なフランス語の内容でも、分かりやすくなります。
例えばマーケティング関係の仕事をしているとします。
そしたら、マーケティング関係の書籍を読んでみればいいのです。
様々な分野でも効く勉強法です。

To conclude

もし、今すぐ言葉の翻訳が必要なら、
翻訳ツールを使うのは悪くはないのです。
ただ、その言葉の翻訳ニュアンスをきちんと確認したほうがいいのです。
フランス語の会話でフリーズしないように他の言い方を試してみてください。
あなたの語彙量を伸ばすためにフランス語で読書してみてください。

正直に言えば、時間の投資です。
もし、努力せずゆっくりフランスの勉強をしたい方には、
この勉強法は合わないかもしれません。
逆は、毎日定期的にこの勉強法を使ったら、
割と早く上達したと感じられます。

決まった期間で完璧にフランス語を喋れるとは言い切れません。
が、あなたは確実に進歩を感じます。
それで刺激的に勉強ができるし楽しくなります。

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